ただしい食事

食事が困難なお年寄りにとって、家族と同じような食事をとることは非常に危険です。
お年寄りは体力が落ちてしまいがちなので、噛むチカラ、飲み込むチカラなどが衰えてしまうことが多いです。
このようなお年寄りを対象とした食事というものが、「介護食」です。
もともと介護食といえば、おかゆやお雑煮が一般的でしたが、最近は介護されている方だけでなく、介護している方にとってもうれいし介護食というものが登場しています。
たとえば”手間がかからない介護食レシピ”や、”食欲のわく介護食レシピ”などがあります。
ミキサーなどの器具を使用した調理方法や、思わず食べたくなるような見た目の美しい介護食など、現在幅広い介護力のレシピがあります。
また、介護食を作る際に「食べやすいように刻む」ことが多くあります。
しかし、何でもただ刻めば良いというわけではありません。刻むと危険な食材なども多くあります。
たとえばヒレカツがあげられます。

ヒレカツは柔らかいお肉が特徴で、お年寄りはもちろんこどもから大人まで多くの方から好まれる料理の1つです。
さらにお肉は、骨や筋肉をつくるタンパク質が豊富に含まれているため、栄養もバッチリとることができます。
これをお年寄りに食べさせてあげたい場合、食べやすいように細かく刻むという方が多いですが、これは大きな間違いです。逆に、トラブルに繋がる危険性もあります。
まず、脳血管障の後遺症などによくありがちな、「えん下の障害」を持つ方は、食べ物をスムーズに飲み込むことが困難です。
ヒレカツを細かく刻んだ場合、口の中でまばらになるためうまく飲み込むことができません。
逆にムリに飲み込もうとすると、喉に詰まらせて咳き込んでしまうこともあります。
一般人にとって喉に食材を詰まらせることは何とでもありませんが、体力の衰えたお年寄りの場合、そうはいきません。
喉に食べ物を詰まらせることにより、誤嚥性肺炎などに繋がってしまう危険性があります。

介護食をつくる際は、ただしい知識が必要となります。
健康的で安全な介護食を作るためにも、日頃から食材の加工法や含まれる成分などを調べておくと良いでしょう。

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